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葬儀・法要公開: 2026年5月21日

喪主のやることリスト【完全版】|通夜・告別式・四十九日までの30の役割

喪主の仕事は「葬儀」だけではない

喪主と聞くと「葬儀の代表者」というイメージが強いですが、実際の役割は 亡くなった日から四十九日法要まで約 2 ヶ月 にわたります。

しかも初めて喪主を務める方がほとんど。何から手をつければいいのか、誰に聞けばいいのか、頭が真っ白になります。

この記事では、喪主が時系列でやるべき 30 項目を整理しました。葬儀社がフォローしてくれる部分も多いので、「全部自分でやる」と気負わず、リストとして使ってください。

当日(亡くなった日)

  1. 訃報の連絡先を 3 段階に整理(家族・親族・職場関係/友人)
  2. 葬儀社を決定相見積 3〜5 社を目安に
  3. 遺体の搬送先を決める(自宅・葬儀社安置施設)
  4. 死亡診断書を 5〜10 部コピー死亡届の書き方参照)
  5. 菩提寺・宗派の確認(戒名・お布施に直結)

翌日〜通夜まで(1〜3 日)

  1. 通夜・告別式の日程決定(葬儀社・寺院と調整)
  2. 喪服・小物の準備(数珠・袱紗・黒ネクタイ・黒ストッキング)
  3. 訃報の正式連絡(電話 → メール/LINE の順)
  4. 遺影写真の選定(葬儀社に提出)
  5. 会葬御礼・返礼品の選定(葬儀社カタログから)
  6. 受付・会計担当の依頼(親族・親しい友人へ)
  7. 戒名のお願い(菩提寺との打ち合わせ)

通夜当日

  1. 会場入り(開式 2 時間前)
  2. 寺院・参列者の出迎え
  3. 通夜終了時のあいさつ(5 分以内、原稿可)
  4. 通夜振る舞いでの応対
  5. 香典の集計と保管(受付担当に依頼)

葬儀・告別式当日

  1. 会場入り(開式 1.5 時間前)
  2. 出棺前のあいさつ(5〜10 分、原稿可)
  3. 火葬場への移動(位牌・遺影を持参)
  4. 収骨(喪主から順に箸渡し)
  5. 精進落としの開始あいさつ

葬儀後 1 週間以内

  1. 葬儀費用の精算相続税の債務控除対象・領収書保管)
  2. 寺院へのお布施お支払い(当日が一般的)
  3. 訃報を受けた方へのお礼連絡(電話 or 手紙)
  4. 死亡届の写し・住民票・戸籍謄本を取得戸籍取り寄せの広域交付制度

葬儀後 2 週間以内

  1. 国民健康保険資格喪失届 + 年金受給停止届
  2. 葬祭費・埋葬料の請求(国保なら市区町村窓口・約 5〜7 万円)

四十九日まで

  1. 四十九日法要の手配(寺院・会場・案内状・引出物)
  2. 香典返し(忌明け返し)の手配(香典金額の 1/3〜1/2)

喪主の負担を減らす 3 つのコツ

1. 「全部やる」を諦める

副喪主・受付係・会計係・寺院対応係を親族に分担。喪主は意思決定と最終確認に専念しましょう。

2. 葬儀社の担当者を頼り倒す

葬儀社は何百件もこなしている専門家です。「これ初めてで何もわからない」と素直に伝えれば、ほぼ全部リードしてくれます。

3. 「とりあえずメモ」を徹底

訃報連絡先・参列予定者・香典金額・寺院との約束事項――その場で全部メモ。後でトラブルになる典型ケースは「言った・言わない」「もらった・もらってない」です。スマホメモで十分。

あいさつ文の例

通夜終了時(3〜5 分)

本日はお忙しい中、亡父○○の通夜にご参列いただき、誠にありがとうございました。生前のご厚誼に父も心より感謝していたことと存じます。明日 ○時より告別式を行いますので、お時間が許せばご参列いただければ幸いです。本日はありがとうございました。

出棺前(5〜10 分)

本日はご多用のところ、亡父○○の告別式にご参列いただき、まことにありがとうございました。父はかねてより病気療養中でしたが、皆様に支えていただきながら最期まで穏やかに過ごすことができました。これからは父のいない人生を歩むことになりますが、皆様のお力添えをこれまで以上にお願い申し上げます。本日はありがとうございました。

まとめ

喪主の仕事は 「葬儀直後だけ」ではなく「四十九日まで 2 ヶ月続く」

  • 当日〜3 日:葬儀社・寺院との調整、訃報連絡
  • 通夜・告別式:あいさつ、参列者対応、寺院対応
  • 葬儀後 1〜2 週間:費用精算、各種手続き
  • 四十九日まで:法要手配、香典返し

並行して相続手続きも進む時期です。死後手続きの全体像で全体スケジュールを俯瞰し、優先順位を見失わないようにしましょう。

「全部一人でやる」と思わず、家族・葬儀社・寺院を頼ってください。それが喪主の最大の役割です。

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よくある質問

Q.喪主は誰がやるのが普通ですか?
故人の配偶者が原則です。配偶者がいない・体調等で務められない場合は、長男・長女・故人と最も親しかった親族が務めます。法律上の決まりはなく、家族で話し合って決めます。喪主が複数になる場合は「喪主の代表者」を 1 名決めて、対外的な窓口を一本化するのが実務的です。
Q.喪主のあいさつは何回ありますか?
通常 3〜4 回です:通夜終了時のあいさつ、葬儀・告別式の出棺前あいさつ、精進落とし開始時のあいさつ、四十九日法要のあいさつ。原稿を読んでも全く問題ありません。葬儀社が定型文の例を用意してくれます。
Q.喪主が忙しすぎてやりきれない場合はどうしたら?
親族の中で『副喪主』を立てて役割を分担できます。受付・会計・寺院対応・参列者連絡など、分業しやすい役割は積極的に任せましょう。葬儀社の担当者にも『喪主は当日のあいさつだけにしたい』と伝えれば、可能な範囲でフォローしてもらえます。
Q.喪主が支払う葬儀費用は後で誰に請求できますか?
立て替えた葬儀費用は、遺産分割協議のときに相続財産から優先的に精算するのが一般的です。後でトラブルにならないよう、領収書をすべて保管し、相続人全員にメールやメッセージで「立て替え総額」を共有しておくのが安全です。
Q.四十九日まで喪主の仕事は続きますか?
はい。葬儀直後だけでなく、香典返し(49 日後の忌明け返し)・四十九日法要の手配・寺院との調整・遺品整理の主導など、最低でも 2 ヶ月程度は喪主の役割が続きます。並行して相続手続きも進める必要があるため、[死後手続きの全体像](/blog/shigo-tetsuzuki-susumekata)で全体スケジュールを把握しておくと安心です。

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