葬儀・法要2026年4月23日

法要の流れと準備|四十九日・一周忌・三回忌の手続きとマナーを解説

はじめに

葬儀が終わった後も、遺族には法要(法事)という大切な行事が続きます。「いつ、何を、どう準備すればいいの?」と戸惑う方は多いでしょう。

この記事では、四十九日・一周忌・三回忌など主な法要の流れと、準備すべきことを解説します。

法要とは

法要とは、故人の冥福を祈り、供養するための仏教行事です。宗派によって細かい作法は異なりますが、基本的な流れは共通しています。

主な法要のスケジュール

法要 時期 重要度
初七日 死亡から7日目(現在は葬儀と同日が多い)
四十九日 死亡から49日目
百箇日 死亡から100日目
一周忌 満1年目の命日
三回忌 満2年目の命日
七回忌 満6年目の命日
十三回忌 満12年目の命日
三十三回忌 満32年目の命日 中(弔い上げとする家庭が多い)

四十九日法要の準備

四十九日は納骨を同時に行うことが多く、葬儀後で最も重要な法要です。

日程の決定

命日から数えて49日目の当日または、それより前の土日に行うのが一般的です。「法要を命日より後にずらすのは避ける」という慣習があります。

お寺との相談

菩提寺がある場合は、葬儀を担当いただいた僧侶に連絡します。菩提寺がない場合は、葬儀社に紹介してもらうか、地域の寺院に問い合わせます。

会場の確保

  • 自宅
  • 菩提寺
  • 霊園併設の法要室
  • ホテルの会食場

参列者の人数と会食の有無で決めます。

案内状の送付

3週間前までに案内状を送ります。親族以外の参列者がいる場合は返信用はがきを同封します。

納骨の準備

納骨を同時に行う場合は、以下の書類が必要です。

  • 埋葬許可証(火葬時に受け取ったもの)
  • 墓地使用許可証
  • 印鑑

費用の目安

  • お布施:3万〜5万円
  • 御車代:5,000〜1万円
  • 御膳料(会食を辞退された場合):5,000〜1万円
  • 会食:1人あたり3,000〜5,000円
  • 引き出物:1家族あたり3,000〜5,000円
  • 納骨費用:2万〜5万円
  • 卒塔婆料(必要な場合):3,000〜5,000円/本

合計で10万〜30万円程度が一般的です。

一周忌・三回忌法要の準備

一周忌は亡くなって1年、三回忌は2年後(満2年目)に行います。

日程

  • 一周忌:亡くなった日から満1年の命日
  • 三回忌:亡くなった日から満2年の命日

いずれも命日の当日か、それより前の土日に行います。

参列者

一周忌までは親族を中心に幅広く招くことが多く、三回忌以降は親族のみに絞る家庭が増えます。

費用の目安

四十九日と同程度、または少し控えめで行うことが一般的です。

お布施の相場

お布施は法要の種類や地域、お寺との関係で異なりますが、おおまかな目安は以下の通りです。

法要 お布施の目安
初七日(繰り上げ) 3万〜5万円
四十九日 3万〜5万円
一周忌 3万〜5万円
三回忌 1万〜5万円
七回忌以降 1万〜3万円

お布施は白い封筒に入れ、「御布施」と書きます。金額は奇数(3万・5万など)が望ましいとされています。

服装のマナー

四十九日まで

  • 遺族:喪服(ブラックフォーマル)
  • 参列者:準喪服(ダークスーツ)

一周忌まで

  • 遺族:ブラックフォーマル
  • 参列者:準喪服または略喪服

三回忌以降

  • 遺族:略喪服(ダークカラーのスーツ)
  • 参列者:略喪服

参列者が用意するもの

香典

法要に参列する場合は「御仏前」として香典を持参します。

  • 親族(近い): 1万〜3万円
  • 親族(遠い): 5,000〜1万円
  • 友人・知人: 5,000〜1万円

供物・供花

菓子折りや果物、花を持参する場合は、事前に遺族に確認するとよいでしょう。

法要を省略・簡略化する場合

近年は以下のように簡略化する家庭も増えています。

  • 四十九日のみ家族だけで行う
  • 会食を省略する
  • オンライン法要を活用する
  • 一周忌と初盆を同日に行う

宗派や地域の慣習にもよりますが、故人の遺志や家族の状況に応じて柔軟に対応するケースが増えています。菩提寺に相談してみることをおすすめします。

まとめ

法要は葬儀後も続く大切な供養の行事です。四十九日・一周忌・三回忌が特に重要で、それぞれ3週間前までにお寺・会場・案内状の準備を始めるとスムーズです。

不安なことは菩提寺や葬儀社に相談し、故人を想う心を大切にして進めてください。

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