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契約・解約公開: 2026年4月19日最終更新: 2026年5月25日

故人の契約を見つける7つの方法|サブスク・保険・会員権の漏れを防ぐ

はじめに

葬儀が終わり、行政手続きを進める中で多くの遺族が直面するのが「故人がどんな契約をしていたかわからない」という問題です。

銀行口座や生命保険は比較的見つけやすいものの、サブスクリプション、定期購入、各種会員権などは家族に共有されていないことがほとんどです。気づかないまま放置すると、月々の引き落としが続いたり、解約金が発生したりするケースもあります。

この記事では、故人の契約を漏れなく見つけるための7つの方法を紹介します。

故人の契約を漏れなく見つける 7 つの方法
EASIER → HARDER
EASY
📔
① 通帳・口座明細
3 ヶ月分の引落し履歴を確認
EASY
💳
② カード明細
クレジット引落し履歴
MEDIUM
📬
③ 郵便物
1 ヶ月間の届け物を保管
MEDIUM
📱
④ スマホ・PC
メール・アプリを確認
MEDIUM
🗂
⑤ 財布・引き出し
会員証・診察券等を確認
HARDER
📊
⑥ 確定申告書
控除証明書から契約を逆引き
HARDER
🛡
⑦ 生命保険照会
生命保険協会の制度を活用
💡 上から順に進めると効率的。① 通帳 3 ヶ月分の確認だけでも、サブスクの 8 割が見つかるケースが多い。

方法1:通帳・口座明細を3ヶ月分確認する

最も確実な方法です。故人の銀行口座の入出金明細を、直近3ヶ月分取り寄せてください。

確認すべきポイントは以下の通りです。

  • 毎月同じ日に同じ金額が引き落とされている → サブスク・定期契約の可能性
  • 年に1回の引き落とし → 年会費・保険料の可能性
  • 「口座振替」「自動払込」の記載 → 公共料金や会費の可能性

銀行窓口で「被相続人の取引履歴」を請求できます。戸籍謄本と相続人の本人確認書類が必要です。

方法2:クレジットカード明細を取り寄せる

サブスクの多くはクレジットカード払いです。カード会社に死亡の連絡をした上で、直近12ヶ月分の利用明細を請求してください。

特に確認すべき項目はこちらです。

  • 毎月の定額課金(Netflix、Spotify、Adobe等)
  • 年額課金(Amazon Prime、Microsoft 365等)
  • 海外からの請求(Apple、Google等はドル建ての場合あり)

カードを解約しただけではサブスクは止まりません。キャリア決済やApple ID経由の課金は、カード解約後も別ルートで継続する場合があります。

方法3:届く郵便物を1ヶ月間保管する

故人宛の郵便物には契約の手がかりが多く含まれています。

  • 請求書・利用明細 → 継続契約あり
  • 会報・ニュースレター → 会員組織・学会等に加入
  • DM・カタログ → 通販の定期購入の可能性
  • 更新案内 → 保険・会員権の更新時期

最低1ヶ月間は郵便物を捨てずに保管し、内容を確認してください。

方法4:スマホ・パソコンを確認する

デジタル契約の多くはスマホやパソコンから見つけられます。

スマホの確認ポイント

  • インストール済みアプリの一覧 → 有料アプリ・サブスクの可能性
  • iPhone:設定 → Apple ID → サブスクリプション
  • Android:Google Play → お支払いと定期購入
  • メールアプリで「請求」「更新」「支払い」で検索

パソコンの確認ポイント

  • ブラウザのブックマーク → 利用中のサービス
  • ブラウザの保存パスワード → 登録サイト一覧
  • メールの受信箱で契約関連を検索

スマホのパスワードがわからない場合は、各キャリアや端末メーカーに相続人として問い合わせることで対応してもらえる場合があります。

方法5:財布・引き出しの中身を確認する

アナログですが非常に有効です。

  • 会員カード → ジム、ゴルフクラブ、生協、互助会等
  • ポイントカード → 残高があれば相続可能なものも
  • 診察券 → かかりつけ医への連絡が必要
  • 保険証券 → 生命保険・損害保険の契約
  • 領収書 → 定期的な支払いの証拠

方法6:確定申告書・年末調整を確認する

税務関連の書類からも契約が見つかります。

  • 生命保険料控除 → 保険契約あり
  • 地震保険料控除 → 損害保険契約あり
  • 医療費控除 → 通院先・医療機関がわかる
  • 社会保険料 → 国保・年金の状況がわかる

確定申告をしていた場合は、税務署で過去の申告書の閲覧を請求できます。

方法7:生命保険の契約照会制度を使う

「故人がどの保険会社と契約していたかわからない」という場合は、生命保険協会の契約照会制度を利用できます。

1回の照会料は3,000円(税込)で、加盟している全生命保険会社に一括で照会してもらえます。申請はオンラインまたは郵送で可能です。

見落としがちな契約リスト

以下の契約は遺族が見落としやすいものです。心当たりがないか確認してください。

サブスクリプション・定期購入

  • 動画配信(Netflix、Amazon Prime、Disney+、Hulu等)
  • 音楽配信(Spotify、Apple Music、YouTube Music等)
  • ソフトウェア(Adobe、Microsoft 365、iCloud+等)
  • 電子書籍(Kindle Unlimited、Audible等)
  • 食材宅配(Oisix、コープデリ等)
  • サプリメント・健康食品の定期便
  • 新聞・雑誌の定期購読

会員・施設

  • スポーツジム・フィットネスクラブ
  • ゴルフクラブ会員権
  • 習い事(ヨガ、スイミング、カルチャースクール等)
  • オンラインサロン・ファンクラブ

会員組織

  • 労働組合
  • 学会・協会
  • 互助会(冠婚葬祭の積立)
  • 生活協同組合(コープ)

保守・メンテナンス契約

  • ホームセキュリティ(SECOM、ALSOK等)
  • 浄水器レンタル
  • 家電の延長保証
  • 太陽光発電のメンテナンス

交通・駐車関連

  • 月極駐車場
  • カーシェアリング
  • ETC年会費
  • レンタル倉庫(トランクルーム)

金融関連

  • クレジットカード年会費(無料以外)
  • 有料銀行口座(プレミアム口座等)
  • iDeCo・確定拠出年金の管理手数料

ペット関連

  • ペット保険
  • トリミングの定期コース
  • ペットフードの定期配送

まとめ

故人の契約を見つけるには、通帳、クレカ明細、郵便物、スマホ、財布、税務書類、保険照会の7つを押さえるのが基本です。

すべてを一人で調べる必要はありません。家族で分担したり、行政書士に依頼することも可能です。みおくりナビのチェックリストを使えば、必要な手続きと期限を一覧で確認できますので、ぜひご活用ください。

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よくある質問

Q.故人の契約は最低どこまで調べればよいですか?
最低限の 7 ヶ所:①直近 12 ヶ月の通帳・口座引落し履歴、②クレジットカード利用明細(複数枚あるなら全部)、③郵便物(請求書・年会費案内)、④スマホアプリと iCloud/Google アカウント、⑤メールの「ご請求」「ご利用」検索、⑥年賀状・名刺・契約書ファイル、⑦家族・親しい友人への聞き取り。これだけで 9 割の契約は見つかります。
Q.通帳が見つからない時はどうしますか?
①メインバンクと思われる銀行に「口座照会」を依頼(戸籍謄本 + 相続人の身分証で対応)、②通帳アプリ(PayPay 銀行・楽天銀行等のネットバンク)はスマホをチェック、③全国銀行協会の「預金保険機構」の窓口で生命保険契約照会と並行依頼、が選択肢です。ネットバンクは紙の通帳がないため見落としやすく、メール検索で「明細」「利用報告」を探すと出てくることがあります。
Q.生命保険の契約はどう調べますか?
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Q.スマホのロックが解除できない時は?
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Q.全部見つけきれた自信が持てません
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